近親者が亡くなったら、まず何をしたらよいのか、知識だけでも頭にいれておくといざという時に慌てないだろう。まずは葬儀業者への連絡である。担当者がすぐに来てくれるので、基本的には指示に従えばいいだろう。実際には、初めに「喪主の選定」をする。喪主は葬儀を主催し、遺族を代表して弔問を受ける重要な役割がある。臨終となったら様々な手配や打ち合わせが必要になるので、速やかに決めることが重要だ。
昔は「法律上の相続人」が一般的であったが、現在ではその限りではないようだ。基本的には配偶者であるが、配偶者がすでに亡くなっている場合や高齢の場合は長男がなることが多いだろう。次に同居またはそれに近い子がなるという順序で決めるようだ。未成年の子が喪主となる場合には、親族の中からだれか一人、近しい親類が後見人となり、実質的な喪主の役割を果たすことになる。次に、現金をある程度用意をしておこう。
一般に葬儀業者への支払いや寺社へのお礼などは、葬儀のあとに一括して支払うことが普通であるが、僧侶の車代や通夜ぶるまいなどの接待飲食費、そして霊柩車の運転手やハイヤーやマイクロバスなどの運転手に心づけなど、現金が必要になってくるのだ。
同時に小さめの不祝儀袋を用意しておきたい。他にも、僧侶の手配にも意外と時間がかかるだろう。菩提寺が近くにあれば別だが、そうでない場合には、宗派を調べて葬儀業者に相談をすれば、どのようにしたらよいか教えてくれるだろう。 |