菩提寺が遠方である場合、葬儀があるときには必ず連絡を取ることが必要である。菩提寺から僧侶にきてもらうことが無理そうであれば、近くの同じ宗派のお寺を紹介してくれることもある。また、戒名だけは菩提寺で、という場合も少なくない。相談もせずに近くのお寺で勝手に済ませて納骨だけは菩提寺へ、というのは筋が通らない。必ず連絡だけはしておこう。
さて、この戒名だが、いつどうやってもらうのか、意外と知らない人が多いだろう。基本的には枕づとめ、つまり故人の枕元で読経をしてもらった後、もしくは通夜のあとに依頼をするのが一般的のようだ。戒名は、本来は菩提寺から故人に対して授けられるものなので、菩提寺が遠方であった場合でも、相談をするのが一番よいだろう。その場合、菩提寺に一番近い親戚に足を運んでもらい、相談をして戒名をいただくことが礼儀としては良いだろう。
戒名が決まったら、白木の位牌に墨で書いてもらい、祭壇に飾る。葬儀までには必ずここまでしておくべきである。また、戒名を必要としないと、故人が望んでいる場合には、僧侶と葬儀業者にその旨を伝えて相談をするとよいだろう。他にも葬儀を出すためには死亡診断書と死亡届が必ず必要になってくるので、その手続きを済ませよう。死亡診断書と死亡届は一枚の用紙になっており、病院や葬儀業者でも用意されている。
また、役所への提出は葬儀業者が代行してくれる場合が殆どであるから、相談をしてみるといいだろう。 |